二度目の天の岩戸

 高天原は『古事記』に出てくる。古事記は予言の書ともいわれている。古事記に書かれた予言の内容と゛大本゛ の予言の内容とはつながりがあるかどうか。古事記の中身は荒唐無稽視(こうとうむけいし)されたり、古代の国家権力が権威をつけるためのプロパガンダだとの見方もある。しかし一方、すばらしい言霊と生命力のみなぎった書物という見方もある。見方の違いがなぜ生ずるのか? ゛大本゛の神話と予言の中にそれを解くカギが秘められているのではないか?  哲学者ヤスパースは゛暗号解読゛ という言葉で゛神話゛ を読み解く方法を示した。わたしたちは近代合理主義の思考法に慣らされて神話の真髄を見失っている。゛大本゛ の思想にもしそのカギとなる深い秘義がないなら、それこそふつうの新興宗教と同じになってしまう。さあ今ここで゛大本゛の真価を問おうではないか。